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一目均衡表

FXの取引をするうえで、いつでも確認でき、かつ簡単ではないといけません。

加えて、手法はたったひとつではなく、無数にあり、それぞれを網羅することはできないのが現状です。ですが、たったひとつの手法ではなく、複数の手法を持ち併せ、それぞれの考え方に沿って取引することがエントリータイミングを増やすと同時に、難しい相場での取引が可能となって

くると考えています。

そこで、今回は一目均衡表にスポットをあて、

エントリーやエグジットのタイミングを測ることで検証に向けた、指針を示していきたい。なぜ、最初に一目均衡表を選んだかというと、

この分析手法はFX取引のみならず、株取引などその他の手法にも応用が可能であるからだ。この手法ひとつで各分野で稼いでいるひともいるそうである。

まずは、一目均衡表の見方から説明していくと、
一目均衡表

 

転換線…(過去9日間の高値+安値)÷2
基準線…(過去26日間の高値+安値)÷2
先行スパン1…(基準値+転換値)÷2を26日先にずらしたもの
先行スパン2…(過去52日間の高値+安値)÷2を26日先にずらしたもの
遅行スパン…本日の終値を26日前にずらしたもの

転換線は10日線、基準線は25日線、先行スパン2は75日線とほぼ一致する。
※だが、それぞれの移動平均線との比較も必要

基準線とは…
上昇トレンド中においては…下値支持線
加工トレンド中においては…上値抵抗線  になりえる。
・基準線と転換線のクロス → ゴールデンクロス(GC)、デッドクロス(DC)
・価格が転換線の上or下かで、相場の勢いを判断
・先行スパン1と2は分けて考える。
一般に、実線が雲の上にあるときは、上昇基調
実線が雲の下にあるときは、下降基調

→しかし、たとえ上昇相場にあっても雲の下限を先行スパン1が形成する場合、実線の上昇力は強くはなく、不安定。

逆に下降相場にでも雲の上限が先行スパン1が形成する場合、実線の下降の力は強くなく、不安定である。

・遅行線と実線との、GC,DC

●基本スタイル

◎買い・売りの4条件
  買い判断    売り判断


転換線が基準線を抜けて     上回る      下回る


基準線が            上向く      下向く


遅行スパンが実線を     下から上に抜く   上から下に抜く


実線が雲を         上に突き抜ける   下に突き抜ける

 

基準線の2つの役割
1. 相場の方向性を示す。
2. 上値抵抗線や下値支持線となりえる。

・上昇するためには実線が基準線を抜けるだけでなく、その基準線がどういう状態か、上向きか、下向きかを確認する。

 

強い上昇トレンド中、実線は転換線をわることはあっても基準線をわらない。
→押し目チャンス

厚い雲の中での動き
1. 雲上限から雲入りし、もがく場合
① 雲上限を抜けて、再度上昇基調
② 雲下限から下落していく
どちらに転ぶか、ボックス内(レンジ内)での上下ブレイクを確認してから。
2. 雲下限から雲入りし、もがく場合
① 雲の下限を落ちて、再び下降基調に戻る
② 雲上限を抜けて上昇していく
どちらに転ぶか、ボックス内(レンジ内)での上下ブレイクを確認してから。

・薄い雲は抜けやすく、厚い雲は抜けにくい。

① 雲を抜けてから、陽線が多くなると上昇トレンドが確定しつつある。雲を割ってから、陰線が多くなると、下降トレンドが確定的になる。
② 価格が転換線より、上であれば上昇、下であれば下降
③ 価格が基準線で支持されるかどうか
④ 雲のねじれが発生し、上昇であれば上に先行スパン1、下に先行スパン2(下降は逆)

・厚い雲であれば、上昇トレンド中、雲上限がサポート、
下降トレンド中、雲下限がレジスタンス

・雲のねじれは新しいトレンドが生じやすい事象だと判断すること
※決して、相場の転換が行われるわけではない

遅行スパンの売買判断
□買いシグナル
①雲上限を上へ抜いたとき
②雲上限を跳ね返し、再度上げたとき
③基準線と転換線を上へ抜いたとき
④実線を上へ抜いたとき
□売りシグナル
①雲下限を下へ抜いたとき
②雲下限を跳ね返し、再度下げたとき
③基準線と転換線を下へ抜いたとき
⑤ 実線を下へ抜いたとき

・雲や基準線、転換線を抵抗帯として、みなす際、実線だけでなく遅行線も同様になりえる

【時間論】
一目均衡表の基本数値…9,17,26,33,42,65,76
うち、基本は、9,17,26。

上記、基本数値での間隔での高値、安値を繰り返すこともあるが、併せて対等数値でのスパンとしての考え方がある。

途中の感覚をあけて、同じサイクルが繰り返されることを、一目均衡表では「隔擬」
サイクルの一部が重なることもあり、基本数値がでのサイクルが重なることを「重擬」

 


【波動論】

P波動            Y波動             ボックス(レンジ)

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